「ぐっすりとよく眠れた翌朝の爽快な気分」 
  これは不眠に悩む人にとって何物にも代えがたい、価値あるものに思えます。
  どうにかして、良い睡眠を取りたいという切実な気持ちは、よく眠れる人には
  たぶん理解出来ないことかも知れませんね。
  


 不眠には様々な原因があります。 ざっと挙げてみると
   イ. ストレス、不安感 (心配事)
   ロ. うつ病
   ハ. 仕事や環境の大きな変化
   ニ. 加齢
   ホ. 薬物 (カフェイン・ニコチンなど嗜好品も含む)
   ヘ. アルコール (睡眠パターンの歪み)
  . ト. 痛み・発作・足のむずむず感
   チ. 遅い食事
  . リ. 月経・妊娠・更年期
  . ヌ. 子育て     、、、etc 

   まだまだ色々ありますね。 その気になれば何とか対処できるものもあれば
   どうしても避けることが出来ないものもあります。
   さらに、不眠に悩むあまりに、かえって睡眠への執着が強くなり過ぎて、
   神経や身体に病的な症状をもたらしたりもします。
     
 そんな不眠に悩む方の中に、首や肩・肩甲骨の強いコリや痛みを訴える方が多く
   見られます。
   首肩だけでなく腕や指にも、痛みやシビレを感じる方もいます。  
   当院の症例の中に遠絡療法によって、首や肩の症状が改善すると同時に
   不眠の症状が改善するケースがよくみられます。
   
  首・肩のコリが睡眠を妨げ、疲労の回復妨げる原因になっている場合、
   とくに長時間同じ姿勢を強いられたり、パソコン作業を繰り返す方の中に
   このような不眠の症状を訴える方が多いようです。

 
 睡眠薬や自律訓練などで睡眠の改善が得られにくい方
   ○ 
妊娠などの理由で薬を使いたくない方
   ○ 
首・肩・肩甲骨にコリや痛みの続いている方
   「遠絡療法」と「ダイオード療法」の組み合わせ治療をおすすめします。
   
                                                 

 32歳 女性  

20代前半〜  就職した頃から、肩こりがひどく出るようになった。        

平成18年4月  目の疲れがひどくなり眼科受診。
        眼精疲労、ドライアイと診断。 点眼薬を常用。
        この頃から、頭痛・首、肩、肩甲骨の痛みが
        頻繁となりそれに伴って不眠の症状が始まる。

平成19年8月 整形外科受診、首X-P=異常所見なし。
     9月  心療内科受診、睡眠薬の処方により睡眠の改善は
        あるものの肩周辺の痛みと頭痛は続いている。

[第一回目治療]
  初診時、左首から肩、肩甲骨の内側に鈍痛があり、仕事中に鋭い痛みが走る。 
 首の右傾き。 背部の叩打診によって胸椎の2番〜7番に打診痛をみとめた。
 左側の環椎から頚部、背中、肩・肩甲骨にかけて、13ケ所の治療を行なう。
 
 治療時、腕と足の対応ポイントを押圧すると非常な痛みを伴う。 
 治療後、首・肩・肩甲骨の鈍痛は半減したとの事。 
 左手2ヶ所にダイオードを貼付して終了。


[第二回目治療]
  7日後再診。  
 肩甲骨周辺の鋭い痛みが改善したが、首のコリは残っているとの事。
 初診当日の夜は、最近になく非常に良く眠れた。
 2日前から、入眠は早いが早朝に目覚める。
 前回と同様の治療により首のコリは消退。ダイオード貼付を2ヶ所増やすこととする。


[三回目以降の経過]
  週に一度の治療を継続中。仕事で疲れた時に、首肩・肩甲骨の痛みが出る事があるが
 以前に較べると2〜3割程度に軽減している。 
 睡眠はときおり早朝に目覚める日があるが、寝付きが以前に較べると良くなっており、
「よく眠れた」と感じる日があるのでうれしいとの事。
  

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特集7  遠絡療法と不眠

症例1  


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